こんにちは、頼凜々華です。
今日は、前回の記事に続いて、なぜアラフォーの私が、歯列矯正を始めることにしたのかを引き続き紹介します。

歯列矯正の理由として最も思いつきやすい「見た目」。私は歯並び自体よりも、口元の突出感に悩んでいました。
歯並びは、完ぺきではないけれど、そんなに悪くない。そんな私が気になっていたこと
小さいころから、歯並びはそこまで悪くなく、特に上の歯の歯並びはほとんど問題のない見た目だった私。
前回の記事で書いたとおり、「歯並びのよさ」と「かみ合わせの良さ」は異なる、ということを知るまで、私は特に自分の口元に
問題があるとは思っていませんでした(勿論、虫歯の治療跡や銀歯などの詰め物もあり、完ぺきだとは思っていませんでしたが。)
しいて言えば、上の歯に比べて、下の歯の歯並びがあまり良くなく、正面の歯の1本だけが、後ろに引っ込んで、多少ガタツキがあるのが気になる。というくらいで、全体的に見れば歯並びは「矯正していないにしては、きれいなほう」という自認でした。
【矯正前画像】
矯正しようかどうしようか、最初に相談したのは「かかりつけの一般歯科」
私が最初に矯正を意識したのは2019年頃。それまでバタバタしていた生活がようやく少し落ち着き、費用の目途も立てられそう、というタイミングで、当時のかかりつけの歯医者さんに、雑談の一環として、
「下の前歯がガタガタしてるのがちょっと気になってるんですよね。部分的に矯正ってできるんですか?」と聞いてみたあたりが発端だと記憶しています。
歯医者さんは「そうねえ、もし気になってるなら、矯正歯科の紹介状書きますよ」という返事で、「やりたいならどうぞ」に近いテンションで答えてくれました。
なので私は、「ああ、やっぱりそこまで深刻な歯並びではないから、好きにすれば。って程度なのかな」と感じ、しばらく考えることにしました。
親知らず抜歯が恐くて痛くてしんどすぎて、矯正への意欲がダウン。そして放置へ・・。
そしてしばらくの間、矯正についてはあまり真剣に考えることはなく、どちらかというと、横向きで埋まっている親知らずを、腫れたり虫歯になったりする前に抜いたほうがいい。と勧められて、親知らず抜歯を決意します。
親知らず抜歯編はこちら↓↓
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親知らず抜歯編の過去記事でも述べていますが、そもそも親知らずを抜かないと矯正もできない状態、ということがわかっていたので、抜くことに躊躇はありませんでしたが、とにかく事前検査から抜歯当日、そしてその後しばらくに渡るまで、恐くて痛くて不安で仕方がない日々を過ごしたため、しばらく矯正はいいかな・・。と思うようになりました。
(今思えばここで2年以上放置してしまったのが悔やまれます。当時はコロナ禍。マスクして人との接触を避けるのが当たり前だったこの時期に矯正しておけば、今頃新作リップを付け放題!きれいな口元でニッコニコ!だったのにな・・と現在も絶賛マスク装着中の私は思います。個人的には、大人の歯科矯正は一日でも早くスタートするのがおすすめです。)
成人歯科検診で、「かみ合わせ」のおかしさを指摘され、矯正への意欲がよみがえった!
それから約2年。私は矯正を決心します。
理由は、前回の記事でも述べた通り、市区町村の「成人歯科検診」で、かみ合わせのおかしさを指摘されたからです。
(ちなみに、成人歯科検診はかかりつけの歯医者さんで行っているので、全く別の歯科医から指摘されたわけではありません。いつもの歯医者さんから突然、「あれ、こんな歯並びだったっけ?」と言われたので、単純に歯医者さんの過去の見落としか、歯ぎしり防止のためのマウスピース装置(ナイトガード)を使用している間にかみ合わせが変化した可能性があると思っています。この件も、落ち着いたら記事化したいと思っています。)
前回の記事に書いたとおり、「歯並びとかみ合わせは別物」「かみ合わせを治すなら矯正しかない」と学び、早く治療しないと人生の早期に自分の歯を失う可能性が高いことを知った私は、恐ろしくなって矯正歯科めぐりをスタートします。(この内容も、いずれ記事化します。)
ホットヨガの鏡張りスタジオで、予期せず「自分の横顔の不細工さ」に気が付く
時を同じくして親知らず抜歯から約2年後、私は絶賛ホットヨガにハマっていました(過去記事はこちら)
ホットヨガのスタジオは、正面と右側一面が鏡張りになっており、合わせ鏡の状態なので、自分の姿を様々な角度から観察し、フォームの改善につなげることができます。
しかしある日、これが仇になって(?)私は自分の横顔の不細工さに気づいてしまったのです。

「あれ、なんでこんな不機嫌な顔してるんだろ・・」
ある日、ヨガのレッスンを終えてふとスタジオの鏡のほうに目をやると、「ムッとした口元」で、いかにも不機嫌そうな表情を浮かべた自分の横顔が鏡に映っているのが目に飛び込んできたのです。
しかし私は、別に怒っているわけではなく、(レッスン後なので疲れてはいたかもしれないけれど・・)、不機嫌なわけでもありませんでした。
そう、この「ムッとした口元」は、私の口元が前に飛び出ているからで、私はいわゆる「口ゴボ」なんだと、不意打ちで自覚させられてしまったのです。
不機嫌に見えて、横顔も美しくない「口ゴボ」とは?
「口ゴボ」とは、2010年代からSNSやインターネットを中心に使われ始めた、美しくない容姿を形容する言葉で、「口元がゴボっと盛り上がって前に出ている」ことを示す言葉です。
類似の言葉で魚の「カワハギ」「チンパンジー顔」などと言われることもあり、口元が突出している顔の様子をこのように呼びます。
検索エンジンで画像検索すると、この「口ゴボ」の様子は簡単に見ることができます。もちろん、医学的に正式な名称ではなく、歯医者さんでは「上顎前突」「上下額前突」「アデノイド顔貌」など、個々の診断に沿った名称で呼ばれています。

前回の記事でも述べたとおり、私は「上顎前突」で上顎が大きく、下顎が小さい骨格・歯並びのため、頑張って口を閉じようとすると、突出の程度は大きくないものの、下顎に力が入ってシワができ「ムッと突き出したような口元」になってしまうようでした。
魚やサルのように間延びした顔、怒ってる?不機嫌?と聞かれがちな突出した口元は、どう考えても美しいものではありません。
普段自分で見えない横顔。だから長い間気づかなかった「口ゴボ」
普段から三面鏡を愛用している人や、美容整形クラスターの人ならともかく、自分の横顔が美しくない、それが口元に問題があるということに自力で気づける人はあまり多くないのではないかと思います。
かくいう私も、口元にはそんなに問題がないと思っていたほうです。
というのも、過去には某女優さんも担当している都内エステサロンのオーナーに
「お綺麗ですね。本当に美しい人は、(施術台でリラクゼーションのための)目隠しをしても、鼻と口元から美しさがわかります。」
と言われたことがあり、その言葉を完全に鵜呑みにしていました。(今思えば、なぜお世辞だと思わなかったのだろう・・。)
女優さんも担当する有名店のオーナーがこう言っているのだから、少なくとも私の鼻と口元は女優さんレベルなのでは・・・。
そんな思い込みからくるポジティブな自認があり、まさか自分が軽度ではあるものの「口ゴボ」だとは思ったこともありませんでした。
(よく考えれば、オーナーが施術の際に見ていたのは私の正面からの鼻と口であり、横顔は見ていないですね。)
鼻が高いのにEラインがない・・・その原因も「口ゴボ」だった!
また、私は鼻が高い(そのぶん小鼻の大きさなど悩みもありますが)のに、なぜか横顔が美しくないなあ、Eラインが完璧じゃないなあ・・とボンヤリ思っていた時期が過去にあり、ここで完全に答え合わせができました。
鼻だけが高くても、それを受けて直線状で結べる「下顎」がないと、横顔の美の基準である「Eライン」は出現しないのです。

矯正スタートの際に精密検査をしてわかったことですが、私は上顎に比べて下顎が小さく、いわゆる「顎なし」に近い状態のため、横顔において鼻と下顎の先端とを直線で結ぶと、唇の上を線が横切ってしまい、美しいEラインにならない状態でした。
鼻が高いのに、なぜか横顔が美しくない・・そんなお悩みをお持ちの方は、私と同じように、上顎が大きくて下顎が小さく、事実上の口ゴボになってしまっているためEラインが出現しない可能性があると思います。
不機嫌に見えて、美しさもない。そんな横顔を変えるため、アラフォーは歯科矯正を開始した。
これまで述べてきたとおり、私はもともと口元に対して、そこまで深刻な悩みを抱えてはいませんでした。
軽微な下の歯のガタツキを改善するために、部分矯正だけで費用も手間も安く済むなら矯正しようかな~くらいの温度感で、歯科矯正を考えており、まさか自分が「絶対歯科矯正したほうがいいタイプ」の人間だとは思ってもいませんでした。
前回の記事で述べたとおり、矯正を始めた理由の50%は健康のためです。
かみ合わせを良くし、将来にわたって自分の歯を守れるようにしたい。それが一番大きな動機です。
では、残りの50%は何かというと、「見た目の美しさを改善したい」ほぼこれにつきます。
特に横顔の美しさは、なぜ、どうして私の横顔は美しくないんだろう・・。鼻は十分に高いはずなのに・・。と以前からずっとぼんやり気になっていたことなので、ここで完全にその原因が「口元の突出感のせい」であると把握でき、改善策として矯正があることもわかったため、矯正、今すぐやらなければ!と決意を固める大きな要因にもなりました。
「機能の改善」と「見た目の改善」この二点を中心に、次回以降述べるほかの様々な要素も後押しして、40代目前にして歯列矯正を始めることを決意したのです。
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