こんにちは、美容ブロガー&ライターの頼 凜々華です。
今日は、伊勢半のヒロインメイクから発売されている「第3のマスカラ」こと、「ロング&カールマスカラアドバンストフィルム」についてレビューをしたいと思います。
久しぶりにマスカラがまた進化した!と思えた傑作ですよ!
そもそも第3のマスカラってなに?
「第3のマスカラ」。
それは、化粧品の老舗・伊勢半の「ヒロインメイク」ブランドから発売されている「アドバンストフィルム」と名付けられたマスカラのことです。
伊勢半のホームページによると、この「第3のマスカラ」には現在3種類のマスカラがあって、
①「ロング&カールマスカラアドバンストフィルム」
②「ボリューム&カールマスカラアドバンストフィルム」
③「マイクロマスカラアドバンストフィルム」
のラインナップとなっています。
アドバンスト=進化。
どこがどのように進化したマスカラなのでしょう?マスカラの歴史とともに紐解いていきましょう。
まず、第1のマスカラとは?
第1のマスカラ。
それは、石灰とワセリンを主成分にした黒い液体を細いブラシに取って、まつ毛に塗布するタイプの古典的なマスカラのことです。
このマスカラは1900年代のマスカラの主流であり、マックスファクター、メイベリン等の米国企業から数多くの商品がリリースされ、ハリウッド女優たちや、スーパーモデルの愛用をブームに、全世界の女性たちの定番の化粧品として普及しました。
日本では、平成後期の目ヂカラブームをけん引した象徴的なコスメのひとつで、アイメイク=ごてごてに塗ったマスカラという時代も記憶に新しいところです。
このマスカラは、まつげに華やかなボリュームをもたらすことができる反面、汗や皮脂、こすれに弱く、長時間メイク直しができないとまぶたに色移りしてしまいいわゆる「パンダ目」になりやすいのが弱点でした。
のちに改良され、ウォータープルーフや擦れプルーフのマスカラも登場しますが、こんどはメイクを落とすのが非常に手間がかかるようになり、女性たちの悩みは解決されたとは言い難かったのでした。
そして、第2のマスカラ
第2のマスカラは、2000年代になって誕生した、「フィルムタイプ」マスカラのことです。
日本では「塗るつけまつげ」の愛称で知られるデジャヴのファイバーウィッグが元祖とも言えるフィルムタイプマスカラ。
液が乾くと撥水性・撥油性のあるフィルム状になって、まつ毛に定着し、汗や皮脂では落ちない設計の
斬新なマスカラでした。
これでパンダ目の悩みは解決!と思いきや、パンダ目にはならないものの、フィルムタイプのマスカラは
まつ毛のカールをキープする力が弱く、ビューラーで上げたそばからカールが落ちてしまうのが弱点でした。
様々な改良を繰り返した商品が登場しましたが、根本的なカールキープ力のなさを解決できる仕様はまだ研究途上です。
ついに、第3のマスカラ
そしてついに、
伊勢半のヒロインメイクシリーズから、「第3のマスカラ」がリリースされました。
「第3のマスカラ」は、「第1のマスカラ」が弱点としていた皮脂や汗に弱い性質をクリアし、「第2のマスカラ」が弱点としていたカール力のさをもクリアした、新しい処方のマスカラです。
にじみにくく、カール力も高いのに
お湯+洗顔料で落とせるという、
ウォータープルーフマスカラと
フィルムマスカラの良いところを
併せ持った「進化系」マスカラ。
それが「第3のマスカラ」なのです。
第3のマスカラ、限定色を買ってみた
早くもSNS等で話題の「第3のマスカラ」。
6/20から発売予定の限定色を一足早くドラッグストアでゲットできたので、早速試してみました。
まずは色味。
通常色はブラックとブラウンですが、
この限定色は3種類あって、
①ラテピンクブラウン(52)
②ラベンダーブラウン(53)
③ミルキーブラウン(54)
となっています。
色味はスウォッチで上から順に、
ラベンダーブラウン
ラテピンクブラウン
ミルキーブラウン。
どの色も少し白みがかったマイルドなトーンで、トレンドのくすみカラーメイクにバッチリハマりそう。
次に塗り心地。
細身でややカーブしたブラシが塗りやすく、色もニュアンスがわかる程度にしっかり乗ります。重ねて塗れば、さらにマスカラの色味を強調できるでしょう。
肝心のカールキープ力&ロング&ボリュームは?
ご安心ください。きちんと試しました。
朝塗って夕方落とすまで、カールはほとんど下がらず、ボリューム&ロングもやりすぎでない自然な程度に盛れていました!勿論、パンダにもなっていません。
さすが第3のマスカラを名乗るだけのことはありますね!
スゴいのは落とす時まで・・!
そしてクレンジング時。
公式の推奨どおり、まずはお湯をまつ毛になじませます。この時点では何も起こりません。
そして、いつも使っている洗顔料を泡立てて、まつ毛をつまむように丁寧に洗います。
すると、日中皮脂にも汗にもびくともしなかったマスカラがポロポロと取れてきました!お湯で洗い流すとそこにはもう、マスカラの姿はありませんでした。
すごい!
実は、夜のクレンジング前に、先ほど上げた手の甲のスウォッチのマスカラ液を落とそうと水をかけてこすったり、クレンジングオイルをなじませてくるくるとしてみたのですが・・・
全くびくともせず、その後のメイク落としに若干不安を感じていたのですが、公式の推奨どおりお湯+洗顔料できちんと落とすことができました。
まとめ
突如として現れた「第3のマスカラ」。
その正体は、
第1のマスカラ・第2のマスカラの弱点を克服し、マスカラを次のステージに押し上げるスゴい奴でした。
購入は、伊勢半の公式オンラインショップ、ドラッグストアのほか、AMAZONや楽天でも
取り扱いしています。
第3のマスカラで、パンダ目もカール落ちも
無縁な快適マスカラライフをはじめましょう!