こんにちは、美容ライター&ブロガーの頼 凜々華です。
今日は美容皮膚科で受けられるエレクトロポレーション(イオン導入)について体験レポートをお伝えしたいと思います。
自宅やエステサロンでもできるイオン導入。クリニックの場合は何が違うのでしょう?
エレクトロポレーションとは
エレクトロポレーションとは、電気パルスの力を利用して、細胞膜に非常に小さな穴をあけて美容成分を肌の奥まで浸透させる治療法です。
家庭用の美容機器や、エステサロンでも、このエレクトロポレーションを「イオン導入」として扱っているところはありますが、クリニック用機械に比べると、導入できる粒子が大きいため、限られた成分でしか肌に浸透させることができません。
クリニックで行うエレクトロポレーションは、一般的なイオン導入とは異なり、やや粒子の大きいコラーゲンやヒアルロン酸なども導入に使え、その浸透率はイオン導入と比べて20倍も多いと言われています。
どんな人におすすめ?
上記の通りエレクトロポレーションは、電気の力で、普段は届けることができない肌の奥まで美容成分を届けることができます。
肌のハリ、ツヤを求める人はコラーゲンやヒアルロン酸。ニキビ跡、シミそばかすを治療したい人はビタミンCやトラネキサム酸などの成分をチョイスするとよいでしょう。
私は「ベビースキン」と呼ばれる、オールマイティな薬液を選んでいます。
実際の施術の流れ
まずは医師とのカウンセリングを行います。(肌状態によっては施術が受けられないこともあります。)
カウンセリングに基づき、肌の状態に相応しい薬液を選定し、メイクを落として準備完了です。
施術台に寝かされて、棒状の機械を渡されますので、必ず片手で握っていてください。この棒状の装置は電極棒になっており、施術中の電気の逃げ道を作ってくれるので、施術が終わるまで離さないようにしましょう。
装置のスイッチを入れると、電気が走り出し、手に少しぞわぞわした違和感を感じます。
このとき、手がピリピリする場合は、電気が強すぎるので、施術者(看護師さん)に伝えて調整してもらうのが良いでしょう。
流れとしては、顔に薬液を塗り、そこを冷たいアイロンのような機器でまんべんなく塗りつぶすように当てていきます。
痛みはなく、たまに電極棒を握った手がソワソワした感じになったり、口の中に金属の香味を感じたりするのですが、正常な反応なので、特に心配することはありません。
気になるようでしたら、施術者さんに申し出てみても大丈夫です。
機械のヘッドが冷たく、クーリング作用もあるので、HIFUやタイタンなどの熱を使った治療の後に受けると、気持ちも良く効果的なので、ぜひセットで受けることをおすすめします。
30分ほどで施術は終わり、その日からすぐにメイクも入浴も可能で、ダウンタイムはありません。
治療を受けた後は
治療を受けた後は、特に注意事項もなく、普段通りに過ごして大丈夫です。
肌に残った薬液が蒸発しないようにきちんとクリームなどで保湿することをおすすめします。
即効性についてですが、受けてすぐに肌が潤い、キメが整うという点は、即効性として挙げられる点だと思います。
普段の肌のお手入れの中にスペシャルケアとして取り入れていくのがおすすめです。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
エレクトロポレーションは、HIFUと合わせて私が大変気に入っている美容皮膚科のメニューのひとつです。
お悩みに合わせて薬液を選べるところ、痛みがないところはとても優れていて多くの方におススメしたい施術です。
以前は家庭用のイオン導入機でセルフケアをしていましたが、術後の肌の状態の良さにやみつきになり今は美容皮膚科でエレクトロポレーションを受けています。
月に1回程度、継続すると肌のコンディションがとてもよくなるので、最初のうちはこまめに通っていくのがおすすめです。
肌の老化は日々、すすんでいます。自分に合ったケアをなるべく早く見つけて定期的に施術を受けることをおすすめします。