こんにちは。美容ブロガー&ライターの頼 凜々華です。
今日のテーマは、コスメブランド「ローラメルシエ」が日本撤退するのではないかと一部で噂になっている件についてです。
これまでの発表情報を時系列にまとめ、わかりやすく解説していきたいと思います。
さらには、ローラメルシエの超人気バズりコスメも一挙紹介!ぜひ最後までご覧ください。
SNSで人気に火が付き、愛用者も多いローラメルシエ。日本撤退は本当なのでしょうか?真相に迫ります!
ローラメルシエが日本撤退?噂はどこから?
マライア・キャリーやセリーヌ・ディオンなど、数多くのセレブのメイクを手掛けてきたトップメイクアップアーティスト・ローラメルシエ氏のメイクアップブランドとして、1996年に立ち上げられたアメリカのメイクアップブランド「ローラメルシエ」。
日本では資生堂が2016年に、Gurwitch Products, LLC (本社所在地: 米国、デラウェア州、以下「ガーウィッチ社」)を買収し、ガーウィッチ社が保有していたローラメルシエを取得しています。
その後、百貨店や自社EC「ワタシプラス」などで、資生堂はローラメルシエを積極的に販売拡大し、数々のヒット商品も誕生しました。
しかし昨年2021年4月、ある情報から、資生堂がローラメルシエを売却することを考えていることが明らかになりました。
資生堂が「ベアミネラル」「ローラ メルシエ」を売却か コロナの影響
https://www.wwdjapan.com/articles/1211029
複数の業界筋によると、資生堂は「ベアミネラル(BAREMINERALS)」「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」「バクサム(BUXOM)」を売却するようだ。資生堂の担当者は「あくまでも噂であり、コメントはできない」としている。
上記はWWDJapanの記事として、2021年4月30日に公開された内容です。
上記では、資生堂が「スキンケア商品」に力を入れていくこと、そのためにコロナ禍で売り上げに打撃を受けているメイクアップブランドを売却することが目されていると記されています。
コロナ禍のマスク生活、在宅ワークスタイルの浸透で、口紅やファンデーションなどのメイクアップ商品が軒並み苦戦を強いられていることはニュースなどでご存じのとおりです。
このような状況なので、メイクアップ商品を中心に扱うローラメルシエが苦戦しているのも、想像に難くありません。
どうやら「ローラメルシエが日本撤退する」という噂の発端はここからのようです。
本当に日本撤退するの?ローラメルシエのその後の動き
さて、上記の4月30日付の記事から約4か月後、続報が出ました。
資生堂が、アメリカ地域本社の連結子会社Shiseido Americas Corporationを通じ、プレステージメーキャップブランド「ベアミネラル(bareMinerals)」「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」「バクサム(BUXOM)」を、アメリカのプライベートエクイティファンドAdvent International Corporationに譲渡する契約を締結した。
https://www.fashionsnap.com/article/2021-08-26/shiseido-3brands-assignment/
上記のFashonsnapの記事によると、資生堂はローラメルシエを売却する契約を締結し、2021年度内に譲渡を完了する見通しとのことです。
つまり、4月に出ていた噂は本当で、資生堂はローラメルシエを手放す選択に踏み切ったということです。
その後、2021年12月6日にローラメルシエの売却は完了。
12月9日には、売却先の米投資ファンド「アドベント・インターナショナル」社が、「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」「ベアミネラル(BAREMINERALS)」「バクサム(BUXUM)」を擁する新会社、オルべオン(ORVEON)を設立したことが発表されました。
このとき、日本でのローラメルシエ展開はどうなるのか?という点で補足された文章が以下です。
日本で展開する「ベアミネラル」は今後、オルベオン傘下になる。一方の「ローラ メルシエ」は、資生堂と販売代理店契約を結び、今後も日本のビジネスは資生堂が続ける。
https://www.wwdjapan.com/articles/1296248
つまり、資生堂は、ローラメルシエという事業自体は売却してしまったものの、今後もオルベオン社と契約し、日本でのローラメルシエの販売の部分を代行していく、という形に落ち着いたということです。
言い換えると、ローラメルシエの今後の日本での販売はこれまでどおり資生堂が担っていくことになり、売却⇒即日本撤退ということにはならなかったというわけです。
その証拠に、現在も百貨店の化粧品コーナーの一角では、これまでどおりローラメルシエのコーナーが運営されていますし、資生堂のECサイト「ワタシプラス」でも商品の取り扱いは変わりなく続いています。
念のため、某百貨店のローラメルシエコーナーのBAさんに「ローラメルシエは日本撤退の予定がありますか?」と尋ねたところ、「(オルベオン社と資生堂との)契約があるので、すぐに撤退ということにはならない。少なくとも5~6年くらいは大丈夫なのではないか。」との回答が返ってきました。
上記の内容を総合すると、資生堂がローラメルシエを売却したからといって、ただちにローラメルシエが日本から撤退する、ということは無いであろう。というのが現時点での結論になります。
いやいや、コスメ好きの皆さん、とりあえず一安心ですね。(私を含め)
日本撤退じゃなくても買っておきたい! ローラメルシエのバズりコスメ
日本撤退疑惑も晴れ、当面は安心して購入できることになったローラメルシエのコスメ。
ローラメルシエのコスメと言えば、TwitterやインスタグラムといったSNSで大きく話題になり、売り切れが続出したバズりコスメの宝庫でもあります。
その一部をここで紹介していきたいと思います。
バズりコスメ① ローラメルシエ ブラッシュカラーインフュージョン
SNSで瞬く間に噂となり、売り切れを続出させるローラメルシエの「バズりコスメ」たち。
まず一つ目に紹介するのは、自然でいきいきとした血色感を肌に宿してくれる大人気のチークカラーです。
「ブラッシュカラーインフュージョン」はふんわりとした色づきと肌になじむカラーで、発売と同時に人気に火が付き、長期間売り切れが続いた伝説のアイテム。
中でも06番の「チャイ」はイエベブルベ問わずどんな肌にも馴染むカラー。
自然で主張しないのにあか抜けた「オシャレ顔」にしてくれるとSNSユーザーの間で評判になり、発売から半年以上もの間、入手困難が続いた殿堂入りカラーです。
使ってみると、ベージュにもピンクにも転びすぎない絶妙な色味と、ふんわりついて失敗しづらい粉質が相まって、急にメイクの腕が上がったかのような錯覚に陥るほど。
頬に自然な立体感が出て、あか抜けた印象になれます。
チークは脇役、と思っていた人にこそ使ってほしいこの商品。私もとても気に入っていて、色違いで三つをそろえて、メイクに合わせて日替わりで使っています。
バズりコスメ② ローラメルシエ キャビアスティックアイカラー
お次に紹介するのはローラメルシエ商品の中でも有名なこちら。
「キャビアスティックアイカラー」。
その名の通り、先端のキャビアのような半円型のシェイプが特徴的なスティック状クリームアイシャドウです。
このキャビアスティックアイカラーの特徴はなんと言ってもツヤとその落ちにくさ!!
カラーごとに細かく調整された質感とラメ・パールの輝きはとても繊細で、毎日使っても飽きません。
特にこのアイシャドウを象徴するカラー・26番「ラッシュ」は、SNSで「青ラメが尊い」「青ラメの暴力!」と話題になった、偏光ラメと青みピンクの美しすぎるコンビネーションがまぶたを彩る大人気のカラー。
幻想的な青ラメと青みピンクがぴたっとまぶたに吸い付くように密着して、夜まで落ちないその持続力も特長です。
すでに私も14色所有し、溺愛コスメと言っても過言ではないこのキャビアスティックアイカラー。
ローラメルシエが日本撤退でなくても買っておきたい商品に、自信をもって挙げたい一品です。
バズりコスメ③ ローラメルシエ ルージュエッセンシャルシルキークリームリップスティック
さて、次に紹介するのはこちら。
「ルージュエッセンシャルシルキークリームリップスティック」です。
こちらの05番「ブランナチュレル」は、何を隠そう、「広瀬すずリップ」としてバズった大人気のカラーなのです。
まずは発端となった、「美的.com」をご覧ください↓
広瀬すず「この赤みブラウンリップ、欲しい!」
美的.com 2019年6月29日 広瀬すず×河北裕介|ローラメルシエの赤みブラウンリップで「かっこいい色気」が出現!
https://www.biteki.com/make-up/make-up-face-catalog/412810
上記サイトの画像はこちらの通り!
どうですかこの色気、美しさ!
ナチュラルなのにインパクトがあって、強さと透明感という相反するキーワードを両立してしまっています。
もともとお美しい広瀬すずさんですが、ローラメルシエの05番で、さらにアンニュイな魅力や大人っぽい色気までもが引き出されていて、無敵感ハンパない。
このメイクが発表された当時、世のコスメ好きたちはこぞってこのローラメルシエの05番を買い求め、公式サイトや店舗では売り切れが続出する事態になりました。
これだけ濃い目の、しかもブラウンという人を選ぶカラーに人気が出たのは、ひとえにこの05番をまとった広瀬すずさんの美しさからでしょう。
実際、やや幼顔の広瀬すずさんも絶賛しているとおり、このカラーは顔立ちを選ばず誰でもお洒落に見せてくれる絶妙なブラウンカラー。
ブラウンははじめて、という人のブラウンデビューリップにも最適です。
私もこの05番を所有していますが、なめらかな塗り心地と、マグネット内蔵でパチン!と締まるパッケージの心地よさはぜひ一度体感してほしいです。
恐くならないクールメイクの名品・「広瀬すずリップ」。特に秋冬シーズンにはおすすめの一本です。
バズりコスメ④ ローラメルシエ ホイップトボディクリーム アンバーバニラ
最後に紹介するのはこちら。
「ローラメルシエ ホイップトボディクリーム アンバーバニラ」です。
こちらは、SNSでバズワードにもなった「人類モテ」するボディクリームです。
「人類モテ」つまり、
意中の人や、周りの人だけではなく、全人類、ありとあらゆる人に愛される香り。
その強力なバズワードに負けず劣らず、肝心の商品の香りは本当に甘美で濃厚。なるほど、「人類モテ」も頷けるほどの幸せな香りです。
甘いバニラに官能をプラスしたエレガントな香りで、ふんわりホイップクリームのようなテクスチャーのクリームが全身をくまなく保湿してくれます。
同じ香りのハンドクリームもあるので、気軽な価格でお試ししたい人にはそちらもおすすめ。
しっかり香りが持続するので香水代わりにもなるホイップトボディクリームで、「人類モテ」を体感してみて!
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ローラメルシエの日本撤退は、現在のところ、当面の間は心配しなくてよさそうです。
しかし、魅力的な商品の数々は、いつ廃番になってしまうかわかりません。
買いたい!と思った今が買い時!
楽天やAmazonでは、送料無料で購入できて、ポイントが還元されるところも多いので、是非チェックしてみてください。
今日もお読みいただきありがとうございました
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